腰痛になりやすい座り方(床に座った場合)

今回は、腰痛になりやすい座り方、特に床に座った場合について、動画も使ってお話ししたいと思います。

テレワークや在宅でのお仕事で、机やテーブルでなく、ちゃぶ台みたいな低い位置で床に座ってお仕事している人は参考にしてください。

 

腰痛になりやすい座り方は、

  • 脚を伸ばして座る
  • 腰を丸めてのあぐら
  • 腰・背中を丸めて正座壁にもたれかかって座る
  • 体育座り
  • 横座り
  • ぺちゃんこ座り

などです。 動画で解説します↓

 

「 腰痛の原因 床座り 横浜市鶴見区の整体「てらお整体院」 」

 

ポイントを静止画で解説いたします (^.^)

 

【良くない例1】 脚を伸ばして座る
腰痛の原因となる床座り 脚を伸ばして座る

脚を伸ばして座ると、腰が丸くなりやすいので、腰痛になりやすいです。 背中も丸くなるので猫背にもなりやすくなります。

 

【良くない例2】 腰を丸めてのあぐら
腰痛の原因となる床座り あぐら

このあぐらのように膝関節が、股関節より上にあると骨盤が後傾しやすくなり、腰が丸くなりやすいです。 腰が丸まった状態を長時間続けると腰痛になりやすいです。

 

【良くない例3】腰・背中を丸めて正座
腰痛の原因となる床座り 背中を丸めて正座

腰が丸まった状態を長時間続けると腰痛になりやすいです。

 

【良くない例4】壁にもたれかかって座る
腰痛の原因となる床座り 壁にもたれかかって座る

壁が体を支えてくれるので、一見楽そうですが・・・ 腰が丸まっているのが問題です。

仙骨と腰椎の下の方の骨に負担が集中しそうな座り方です。

胸郭を壁に押し付けるような座り方は、循環器系にも負担をかけるので好ましくありません。

 

【良くない例5】体育座り
腰痛の原因となる床座り 体育座り

子供のころ、体育の授業でよくやった体育座り。

子供のころは体が柔らかかったんでしょうね。 腰が痛くなった記憶はありません (^_^;)

今、この座り方で座ると腰が痛くなってしまいます (>_<)

腰が痛くなる理由は、腰が丸まっているからです。

 

【良くない例6】横座り
腰痛の原因となる床座り 横座り

横座りも腰が丸くなりやすく、腰痛になりやすいです。

腰・背中の左右のバランスが崩れやすいので、腰痛だけでなく肩こりや首の痛みを引き起こす恐れもあります。

 

【良くない例7】ぺちゃんこ座り
腰痛の原因となる床座り ぺちゃんこすわり

ぺちゃんこ坐り、女の子座りも腰が丸くなりやすいので、腰に負担がかかり、腰痛になりやすいです。

 

【良くない例】ぺちゃんこ座りを横から見た図
腰痛の原因となる床座り ぺちゃんこすわりを横から見たところ

ぺちゃんこ坐りの弊害は、腰が丸くなるだけではありません。

膝関節にねじれの力が加わるので、膝を痛める恐れがあります

(膝関節は屈伸方向にのみ動くようになっていて、回旋するようにはできていないので)

 

【腰に良い座り方 例1】背筋を伸ばして正座
腰痛の原因となる床座り 腰痛になりにくい正座

頭-肩-骨盤が縦に一直線に並ぶような正座。

腰への負担は小さいですので、腰痛になりにくいです。

 

【腰に良い座り方 例2】背筋を伸ばしてあぐら
腰痛の原因となる床座り 腰痛になりにくいあぐら

あぐらをする場合、座布団を折ってお尻に下にひくとか、厚めのクッションをお尻の下に置いてあぐらをすると、骨盤が立って、腰が丸くなりにくくなります。

腰痛になりにくいです。

 

良くない例に挙げた座り方をしていると、いつしか本当に腰が伸びなくなってしまいますので(>_<)、注意して下さいね (^.^)

 

腰痛持ちの方もそうでない方も、頭-肩-骨盤が縦に一直線に並ぶよう心がけて床座りするとよいですよ (^.^)

腰痛について詳しくはこちら

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