アーモンドをかじっていたら顎が痛くなった

秋になると、硬めのナッツ類、豆類などをかじっていて顎が痛くなった、という問い合わせが多くなります ^^;

 

とうことで、今回は「アーモンドをこのところ連日かじっていたら顎が痛くなった」という題でお話ししたいと思います。

 

顎が痛くなってしまった原因

通常、モノを噛む時、顎関節が支点、咬筋という筋肉の付着部が力点、上の歯と下の歯に挟まれた”モノ”が作用点になります。

 

顎関節が上下の顎の動きの中心となって、咬筋という上の顎と下の顎を閉じる筋肉の力を使って、モノを噛み砕く、そんな感じです。

 

ですが、モノが硬すぎたり、噛み過ぎて顎関節周りの筋肉が疲れてくると・・・

 

顎モノ噛む

モノのところが支点となって、顎関節の部分が作用点となってしまいます。

 

すると「硬い、なかなか噛み砕けない」といって噛みしめる力を強めてしまうとガクッ、グキッとなって顎関節周りの軟部組織(関節包、靭帯、筋肉、関節円板など)が無理な方向に引き延ばされて損傷したりずれたりしてしまいます (>_<)

 

これがアーモンドを連日かじっていたら顎が痛くなってしまった原因と考えられます。

 

顎の痛みを楽にするにはどうしたらよいか

まずは安静。

一種のケガ、捻挫のようなものなので、まずは損傷が修復するまで安静がよいでしょう(大きく口を開けない、硬いものは咬まない、グッと歯をかみしめるようなことはしない)。

 

予防法

予防法としては、日頃から少しずつ固いものを食べていたり、しっかりと奥の方で噛む、得意な方ばかりで噛まない、などです (^o^)

 

何日待っても痛みが引かない場合

何日待っても痛みが引かないようなら、その痛みは筋肉にできたトリガーポイントによる痛みの可能性があるので、顎周辺の筋肉をケアしてくれる顎関節症専門整体院で見てもらうとよいでしょう。

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