草むしり後の腰痛

草むしり・ガーデニング後やしゃがんで作業した後の腰痛の原因について解説します。

20120926_草むしり2.jpg
草むしりなど、しゃがんで行う作業

 

草むしりなど、しゃがんで行う作業のように、腰を丸めて(腰椎屈曲して)の作業は、力学的に腰の筋肉(腰方形筋、腸腰筋(腸骨筋、大腰筋)等)に負担がかかります。

 

しゃがんだまま = 股関節の屈曲、膝関節の屈曲したまま

なので、下肢の血流も悪くなり、臀筋群(大殿筋、中殿筋、小殿筋)、大腿四頭筋、ハムストリングス等の筋肉に負担がかかってしまいます。

 

日常の前かがみの姿勢で筋肉がこっているところにしゃがんだ姿勢での作業・・・

筋肉の疲労も限界に達して、これらの筋肉起因の腰痛になってしまいます。

 

筋肉だけでなく、腰椎と仙骨の境目の関節に負担がかかったり、仙骨と腸骨の境目の仙腸関節に負担がかかってきます。

長時間連続して行うと椎間関節起因の腰痛になったり、仙腸関節起因の腰痛になる恐れがあります。

 

腰痛予防のためには

蹲踞(そんきょ)の姿勢のように腰椎を伸展させながらしゃがむ、もしくは、膝立ちになるなどして、腰を伸ばして(腰椎伸展させて)作業することをお勧めします。

 

作業が終わった後、そのまま寝てしまうのではなく、お風呂に入って血流をよくする、ネコ体操(腰を曲げたり反らしたりする体操)を行うなど、腰の筋肉をほぐしてから休みましょう。

 

何もしないで寝てしまうと、寝てる間に筋肉が固まってしまって、 翌朝起きるとき、いつも以上にツラくなってしまいますよ (>_<)

 

気をつけましょう (^_^)

腰痛について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

【自律神経の乱れ改善専門】てらお整体院