腰痛予防用の椅子で腰痛は予防できるか?

「腰痛予防用の椅子で腰痛は予防できるか?」という題でお話します。

 

★結論 できるといえばできるし、できないといえばできない。

・・・

以下にこう答える理由を説明していきますね。

私が使ってた腰痛予防の椅子

腰痛持ちだったので、椅子には気を使ってました。

↓の写真のような腰痛予防用の椅子を買ったこともあります。

 

黒い板が2枚ついてました。

左側が座面(お尻を載せるところ)で、右側の、少し床側についてるのがすねの骨をのせるところになってました。

座面が傾いていて、骨盤が前傾しやすくなるようになっていました。

 

おそらく

「座面を傾けて骨盤を前傾させて座れば、背中・腰が丸くなることを防げるので、腰痛予防に役立つだろう。」

そういう考えで作られているのだろうと思いました。

で、実際座ってみると、↓の写真のようになりました。

座面が傾いているので、確かに骨盤を前傾させやすいです。

なので、腰痛予防に役立ちそうです。

しかしながら・・・

 

傾いた座面上でも↓の写真のように骨盤を後傾させて、背中を丸めて座ることも可能です。

 

だったら腰痛予防の椅子にならないじゃん・・・と考えるのは早計です。

 

いわゆる良い姿勢であっても、その姿勢を続けていたら良い姿勢を保つために使っている筋肉が硬くなって、腰が痛くなってしまいます。

 

良い姿勢の合間に、骨盤を後傾させた背中を丸めた姿勢をたまにすることで、良い姿勢を取るときに使った筋肉を休ませることができます。

 

いわゆる良い姿勢と、背中を丸めた姿勢を交互に取ることで、筋肉の疲労を分散させることができるので、腰痛を予防することができます。

 

だからこのような椅子でも腰痛予防ができるのです。

 

なので冒頭述べた「できるといえばできるし、できないといえばできない」というような結論になるのです。

 

避けたほうがよい椅子

避けなければいけないのは、「いわゆる良い姿勢と、背中を丸めた姿勢を交互に取ること」ができない椅子。

例えば

・折りたたみ式のパイプ椅子

・座面が小さ過ぎて骨盤の前傾後傾ができない椅子

・座面の高さが低すぎて骨盤の前傾後傾ができない椅子

などです。

 

姿勢をちょこまか変えられない椅子は腰痛になってしまいますので、避けるようにしましょう。

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