今回は「ぎっくり腰の後、車を運転してよいか?」という題でお話しします。
いきなり結論! 強い痛みが残っているうちは「ぎっくり腰の後を運転する」ことを私は勧めません (・_・)
理由を説明していきますね。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、足腰の筋肉が超過剰に固まってしまったときに起きます。
足腰が固まってしまうのは、「座る」ことで引き起こされます。
自動車に乗るメリット
歩くより短時間でより遠くに移動ができることでしょうか。
ぎっくり腰後に車に乗るデメリット
次にデメリットを挙げていきます。
ぎっくり腰の後は、足腰の筋肉を固めないほうがよいので、「座る」ことを避けた方が良いです。
しかしながら、車に乗る(運転する、乗せてもらうどちらの場合も)ということはシートに「座る」ことになります。
この座った姿勢がぎっくり腰を再発するリスクを高めてしまうのです。
シートに座っていると背中・腰が丸まってきます。
すると仙腸関節や腸腰筋といったところに負担がかかってきてしまい、ぎっくり腰再発のリスクを高めてしまいます。
車に乗り降りする時には、どうしても腰をかがめり、中腰の姿勢になってしまいます。これらの姿勢は腰に負担をかけるので、ぎっくり腰再発のリスクを高めます。
他にも
- 後方確認する際に、身体を後ろに捻ってぎっくり腰を再発するおそれ
- 床に落ちたものを拾おうとして腰を痛めたり
- サービスエリア・パーキングエリア等で休憩しようとして、車から降りようとした際に腰が痛くなって動けなくなったり
- アクセルやブレーキ操作をしている際に脚に激痛が走るおそれがあったり
など安全上、いろいろ問題が予想されます (>_<)
もちろん、荷物の積み下ろしとかは超危険です。
こんな感じで、私の思いつく限りの範囲では、デメリットがメリットを上回ります (^_^;)
これらの理由から、ぎっくり腰の後に車に乗ること(運転する、助手席・後部座席に座るいずれも)はすすめません。
早く良くなるには
ぎっくり腰になるような方は、普段歩く機会が少なく、腰が固まっている場合が多いです。
なので足腰がほぐれる効果もありますので、ある程度痛みが引いてきたら自分の脚で歩いてみましょう (^o^)
あと、ぎっくり腰の痛みを比較的早急に和らげてくれる整体院に行くのもお勧めです(当院のような)。
必要であればお電話くださいネ。
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