施術後の注意

早く良くなるための施術後の過ごし方

施術当日の禁止事項

初回の施術後は、筋肉・関節がいつもよりほぐれているため、血流がたいへん良くなります。

そのため今日一日だけは、下記の3つの行為は避けて下さい(血行が良くなり過ぎるのを防ぐため)。

  1. 大量の飲酒
  2. 長時間の入浴
  3. 激しい運動

施術後の過ごし方のコツ

1回の施術効果を最大にするため、施術後の過ごし方にはコツが3つあります。

1.痛いところを揉んだり、叩いたりしない

筋肉が傷つき、慢性化する要因となります。回復も遅い体質になります。
今後は、強めのマッサージ、家庭用マッサージ器の使用は控え下さい。
マッサージ歴の長い人ほど筋肉が硬くなっていて慢性化しています。

 

2.無理に痛みを探さない

施術によって痛みが楽になります。例えば、初めの痛みを10として、施術後は5くらいになったとしましょう。

残りの5の痛みを確認しようとして、無理に身体を動かして、痛覚を刺激しないようにしましょう。

せっかく良くなったのに、痛覚を刺激することで、脳の記憶として「やっぱり痛い」というのが残ってしまい、治りが遅くなってしまうのです。

早く良くなりたい気持ちはわかります。身体が楽になるまでわたしがサポートします。

1日でも早く良くしようと、焦って無理に痛みの確認をしないようにしましょう。

 

3.負担の小さい姿勢ですごす

どんな格好でも【身体が楽】と感じれば良いです(“呼吸がしやすい”、“痛みが楽になる”がポイント)。

世間一般で良いとされる姿勢は、今は取らなくてもよいです。

もちろん、あとで痛みが出てくるような姿勢はしないほうがよいですが。

症状が良くなっていくパターンついて

身体が整ってから効果を感じるまでの時間に個人差があります。なので症状が良くなっていく過程は人それぞれです。

代表的な4つのパターンを説明します。

パターン① すっかり楽になって、痛みが消えてしまうタイプ

施術中、施術直後から痛みが楽になっていくタイプ。

パターン② じんわり納得タイプ

施術後にはハッキリした変化は感じられないけど、お会計後とか、ご自宅に帰ってからとか、2,3日後とかにゆっくりと楽になるタイプ

パターン③ 痛みが一度上がって、それから楽になるタイプ

一度、痛みが戻ってきて(好転反応、再建反応、“もみ返し”的な痛み)、その後一日、二日くらい経ってから、楽になる方もいらっしゃいます。

パターン④ 楽にはなったけど、痛みが戻ってきてしまうタイプ

ちょっと楽になった気がしたけど、また痛みが戻ってきてしまう方、何回か施術を受けても痛みの変化を感じない方もいらっしゃいます。

痛みが戻ってしまったり、変化を感じない理由とは?

苦しい状態を『正常』と勘違いしているから

長年カラダが苦しいと、脳は苦しい状態に慣れてしまいます。そして苦しい状態を『正常』と勘違いしてしまいます。

 

施術して身体が楽になっても、脳は、その状態を『異常』と判断してしまうのです。なので、脳が『正常』と思っている『苦しい状態』に戻そうとするのです (身体のホメオスタシス機能)

 

だから痛みが戻ってきてしまったり、変化を感じなかったりするのです。

どうすればいいのか?

楽な状態(身体が整った状態)を身体に再教育する必要があります。

 

施術によって楽な状態を教えていけば、楽な状態が『正常』に修正されます。

 

そのために「集中的に施術を受ける」時期が必要になります。

集中施術期間の間に「楽な状態」が「正常な状態」に修正されれば、「苦しい状態」を、ちゃんと異常と感知するようになります。

 

そして異変があればホメオスタシス機能で楽な状態に自動修正されていきます。

 

今までは『楽』になっても、『苦しい状態』に引き戻されていました。

 

当院で施術を受け痛み・不調から卒業すると、『苦しい状態』から『楽』な状態へと正しく修正されるようになります。

 

このようにして痛みや不調が楽になっていきます。

明日以降に起こる可能性のあること

『今度はこっちに痛みが移動した!』と焦らない

運動後もそうですが、施術後、脳は刺激を感じて2~3日かけて身体を変化させます。

 

身体が良くなっていく過程では、あなたにとって”良い変化”だけでなく、あなたにとって”都合の悪い変化”も出るかもしれません。

 

でも大丈夫です。最終的には身体や脳は、必ず楽になる方を選択します。

 

毎回自信を持って真剣な施術をしていますので、ご安心下さい。

施術後、心配なことなどありましたら、どんなことでも遠慮せずに

0120-01-3657 までお電話下さい。

そもそも「良くなった」とはどんな状態か?

「痛みや不調が楽になった」=「良くなった」

と言えるでしょうか。もちろん狭い意味では言えるでしょう。

 

でもその「良くなった」が数日とか数週間しかもたないのであれば、良くなったとは言えません。

 

良くなった状態というのは、ホメオスタシス機能が正常に働いている状態と考えています (今まで通りの生活に戻って、多少痛みや不調が出たとしても、普通に生活しているうちに元気を回復している状態。自然治癒力が働いている状態)。

 

なのでホメオスタシス機能が働いているか確認するために、痛みや不調が楽になった後も2~3ヶ月間は施術を受けることをおススメしています(施術を受けに来る間隔は3週間おきとか1ヶ月おきになります)。

【自律神経の乱れ改善専門】てらお整体院