今回は
「腕を内側に捻ると痛い、その原因は?」
という題でお話ししたいと思います。
写真のように右腕を内側に捻る動作(内旋)すると楕円で囲った部分に激痛が走る方がいらっしゃいます。
X線写真、MRI画像を見ても特に異常が見当たらない。でもとても痛いそうです・・・
四十肩・五十肩なのでしょうか?
精神的なものなのでしょうか?
この痛みの正体と対処法について述べていきます。
どんなの時に痛みが出るのか?
腕の使い方を聞いてみると
- 小さいお子さんを抱っこする時間が長い(保育士さんのため)
- 小さいお子さんと手をつなぐことが多いが、突発的に腕を引っ張られることがある
- けがさせてはいけないので常に緊張状態にある
このような状態だそうです。
痛みの原因
このような状況から判断すると、痛みの原因は、筋肉。
特に上腕二頭筋や上腕三頭筋や三角筋の痛みと考えられます。
いわゆる四十肩・五十肩の急性期の痛みだと思い込んで、安静にし過ぎると、その間に上腕二頭筋や上腕三頭筋や三角筋以外の筋肉も硬くなって、どんどん腕が動かなくなってしまいます。
そのような状態になってしまうと回復まで半年から1年、場合によってはそれ以上かかってしまいます。
仕事どころではなくなってしまいますね (>_<)
痛みの解消法
痛みを早く減らすためには、早めに痛い筋肉(今回の場合は上腕二頭筋や上腕三頭筋や三角筋)のケアを行うことです。
その際の注意点は、あまりグイグイギューギュー強く押さないように注意することです。
刺激が強すぎるとかえって痛みが増してしまうからです。
腕の筋肉の緩め方は下記の記事、動画を参考にして下さい。
●ブログ記事 腕を上げようとすると腕の付け根のあたりが痛いという方へ
●腕の筋肉のほぐし方はこちらの動画を参考になさって下さい。
今回は「腕を内側に捻ると痛い、その原因は?」という題でお話しいたしました。
やってみたけどうまく痛みが取れないという場合は、痛みのレベルがセルフケアの範囲を超えていることが考えられます。
特に、内側に捻るだけでなく、腕を後ろに回す動作(エプロンの紐を結ぶような時)をすると痛い場合は、腕の筋肉の疲労が相当進んでしまっているので、早めに専門家のケアを受けることをおすすめします。
当院の施術を受けることで、良くなるまでの期間を短くすることができますので早く良くなりたい方は、当院にお問い合わせ下さい。
※注:本当に五十肩になっている場合は、改善まで時間がかかります。
お電話ありがとうございます、
横浜・鶴見の整体【痛みと自律神経の専門院】てらお整体院でございます。