腰椎椎間板ヘルニアに関する一般的な話
腰椎椎間板ヘルニアの主な症状
- 腰痛と足の痛み
- 足に感覚障害、筋力低下、反射の異常が起きることもある
- 症状が強いと前かがみができない、左右どちらかに身体が曲がる(疼痛性側弯)
- 筋力低下のため、踵歩きや爪先歩きが出来なくなる場合もある
- 片脚を引きずることもある
原因
椎間板軟骨の線維輪に亀裂が起こり、その中に入っていた髄核が飛び出したり、線維輪そのものが飛び出したりして、脊柱管の中に入っている神経を圧迫することで起こる。
きっかけ
外傷をきっかけとして起きたり、床に置いてあるものを取ろうとして、ほんの少し身体を曲げたり捻ったりして起こるとがある。
どんな人がなるか
早ければ10代前半でなる人もいる。30~40歳代に多く見られる。
病院での処置
検査
前屈検査が行われる。膝を伸ばしたまま、床に手が届くように前屈をした時にお尻から足の方に痛みが走るかどうかを確認する。
ラセーグ徴候を調べるためにSLRテストを行ったり、足の感覚や筋力、腱反射などを調べる。
MRIの画像やCT、椎間板造影、脊髄造影でヘルニアの存在を確認する場合もある。
初期の処置
はじめは「安静」と「薬物療法」として消炎鎮痛剤が使用される。
薬物療法で抑えられない痛みに対しては、硬膜外腔にステロイドを注射(硬膜外ブロック注射)する場合もある。
多くの場合、2~3週で激しい痛みは和らぐ、とされている。
回復期の処置
安静にしているとかえって症状を長引かせることになるので、できるだけ普段の生活に戻していく、というのが基本。運動療法(腹筋強化、ストレッチ)、姿勢指導などが行われる。
回復期の目安:「足の痛みは軽くなったが、しびれが残っている」という状況。神経の炎症は消退して、良い方向に向かっていると判断される。
このような処置で良くなる人ももちろんいらっしゃるでしょう。
良くならなかった方は、整体を試してみましょう。ご連絡お待ちしております。
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