起立性調節障害

朝、どうしても起きられない――「怠けてるわけじゃない」って、分かっているけれど…

「何度声をかけても起きない」
「やっと起きても、体がだるそうでフラフラしてる」
「また今日も学校を休むことになった…」

そんな日が続くと、親として本当に心配になりますよね。
体のどこが悪いのか、どうしたらいいのか、どこに相談したらいいのか――
出口の見えない不安を抱えながら、毎朝を迎えていませんか?

「起立性調節障害」とは? “やる気”の問題ではなく、“体の仕組み”の問題です

起立性調節障害は、自律神経の乱れにより、立ち上がったときに血圧や心拍をうまく調整できなくなる状態です。

西洋医学では、この状態を「自律神経の調節障害」として捉え、昇圧剤などの薬物治療や、規則正しい生活・運動療法などが勧められます。

もちろん、これで回復するお子さんもいます。
しかし、薬を飲んでもなかなか良くならない、生活を整えようとしても、体がついてこないというケースも少なくありません。

では、薬で良くならない場合はどうしたらいいのでしょう?

そういったお子さんの場合、「体の構造的なアンバランス」や「感覚の過敏性」、「脳と体の発達のアンバランス」といった、もう少し根本的なところにアプローチが必要なケースもあります。

例えば、

成長期特有の「姿勢のゆがみ」や「筋肉のアンバランス」

夜型生活やデジタル機器の影響による「ソーシャル・ジェットラグ」、

前頭葉の未成熟による「感情や行動のコントロールの難しさ」

こういった要素が絡み合い、単なる薬物療法だけでは改善しにくい状態に陥っていることがあるのです。

てらお整体院の視点: 「神経が働きやすい身体環境」を整えることから始めます

当院では、こういったお子さんに対して、
やさしい手技で身体のバランスを整え、
神経が本来の働きをしやすい環境をつくることを目指しています。

頭〜背骨〜骨盤のゆがみを整える

胸郭(肋骨まわり)をゆるめて深い呼吸を促す

脳幹や前庭系に関わる“揺らぎ”の刺激を使い、自律神経を整える

「ガマンして頑張らせる」ではなく、
“自然と調子が戻っていく体の土台”を一緒につくっていくという考え方です。

 

ご家族の「関わり方」も回復を左右します

ご家族として、すでに多くの試行錯誤をされてきたことと思います。

医療機関の受診、生活習慣の見直し、コミュニケーションの工夫…
それでも改善の糸口が見えにくい場合、「身体の使い方」や「神経系の発達段階」といった観点を加えることで、新しい手がかりが得られることがあります。

周囲の環境がどうあるかによって、本人の回復スピードも大きく変わります。

感情的な励ましや説得も大切ですが、身体が無理なく回復していける条件を整えることも大切であると考えています。

てらお整体院が大切にしていること

  • 強く押さない、痛くない「自律神経に配慮した施術」

  • 体の感覚・神経・呼吸のつながりを整える

  • 医学・生理学の知識をベースにした安心のアプローチ

  • 整体・生活習慣・環境調整を組み合わせた提案

ご家族の心労にも寄り添いながら、淡々と、確実に進めていきます

アクセスについて

駅からはバスで10分ほどかかりますが、それでも「来てよかった」と言ってくださる方が多くいます。

焦らず、少しずつ。

お子さんの体が“自分で回復できる”状態になるお手伝いを、私たちがさせていただきます。

ご相談だけでも大丈夫です。

公式LINEやメールから、お気軽にご連絡ください。

初回はカウンセリング・検査を丁寧に行い、施術は必要な範囲でご提案します。

横浜・鶴見の整体【痛みと自律神経の専門院】てらお整体院