なぜ他では改善しないのか?
一言で言うと、顎の不調の原因を取り違えているからです。以下に詳しく説明していきます。
マウスピースで改善しない理由
顎の調子が良かったころのことを思い出してみましょう。
顎を動かすときに歯を使っていましたか?
使ってませんよね。
そう、顎の開け閉めに歯は使わないんです。
では顎の開け閉めのときに使っているのは何かっていうと、それは顎のまわりの筋肉です。この筋肉に問題が起こっているから、顎関節症の症状が出ているのです。
もちろんマウスピースは歯をケアしてくれます。喰いしばりで歯がすり減るのを防いでくれます。
しかしながらがマウスピースは、顎を動かす筋肉はケアしてくれません。だからマウスピースでは顎関節症は改善しないのです。
痛み止めで良くならない理由
「炎症を起こしているから」と言われて、痛み止めをもらう場合があると思います。確かに痛み止めは、効けば痛みは感じなくなります。
でも痛みを感じなくなっているだけで、顎関節の状態が良くなっているわけではないのです。だから痛み止めを飲んでも顎関節症はよくならないのです。
マッサージで改善しない理由
歯科医によっては、顎の筋肉のマッサージしてください、と言ってくれるところがあると思います。やり方を教えてくれたり、やり方が書いてあるプリントをくれたり。
もちろん症状が軽い場合は、効果を感じられるかもしれません。
でも、自分でやるマッサージでは、顎の筋肉は十分ゆるまないし、顎の動かし方までは変わらないのです。
だからマッサージだけでは顎関節症は改善しないのです。
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