顎関節症とは?
顎関節症の主な症状は
- 開口障害
- 顎関節痛
- 関節雑音
の3つ。
もうちょっと掘り下げておさらいしておきましょう (^-^)
開口障害
口が開けにくい状態。
示指・中指・薬指(人差し指、中指、薬指)を縦に3本並べた時、一番大きく口を開いても3本指が入らないような状態。
顎関節痛
食べる時や口を開け閉めする時に顎関節周辺に痛みが出ます。
筋肉によるものと関節円板の損傷によるものの二つの原因が考えられます。
筋肉の痛み
咀嚼や喰いしばりなどで使い過ぎて疲れ果ててしまった咀嚼筋(咬筋、側頭筋)そのものが痛いという場合と、周りの筋肉にできたトリガーポイントの関連痛によって痛みを感じる二つのケースが考えられています。
関節円板の内障
下顎と上顎の間に関節円盤と呼ばれる組織があります。関節円板は繊細でもろい組織です。
歯ぎしりなどで咀嚼筋が繰り返し収縮すると関節円板が引っ張られ、非常に小さな傷が関節円板のあちこちにできてしまいます。そのため顎に痛みが出るとされています。
関節雑音
関節雑音には、クリック音とクレピタス音の2種類あります。
クリック音
パキッという乾いた弾けるような音のことをいいます。弾撥音ともいいます。
一般的には関節円板がずれる時に発する音とされており、この音を消すには手術しかないとされています。
クレピタス音
ザラザラ、ゴソゴソといったこすれるような音。軋轢音とも言います。
一般的には顎関節の骨や関節円板の変化が進んだ段階で出てくると考えられていて、音を消すための対処法は無いとされています。
顎関節症に対する一般的な処置
歯医者さんでの処置
- 薬物療法(鎮痛剤で痛み和らげる)
- マウスピースを用いたスプリント療法
- 歯を削るかみ合わせ調整
などが主に行われているそうです。
まれなケースとして、「ずれた関節円板を戻す方法」、「全身麻酔をして顎関節を手術する方法」が行われているそうです。
一般的な整体院での処置
顎や首肩のマッサージで対処しているようです。
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