坐骨神経痛の原因はトリガーポイントの痛みの連鎖

横浜市鶴見区の整体 てらお整体院 いしいです。

今日もいいお天気でしたね (^O^)
桜3月23日

今回は、「トリガーポイント・関連痛・痛みの連鎖の視点から坐骨神経痛の原因を考察すると」という題でお話ししたいと思います。

 

ある筋肉を使いすぎると、その筋肉の中にトリガーポイントができ、周囲に痛み(関連痛)を飛ばすようになります。

 

トリガーポイントと関連痛の観点から坐骨神経痛の原因を述べてみますと、次のようになります。

 

◆STEP1

前かがみの姿勢を長く続けたり坐りっぱなしだったりすると、腸腰筋という筋肉が疲労し、腸腰筋の中にトリガーポイントができる(図の×のあたり)。

腸腰筋が関連痛を飛ばす領域は図の赤いエリア = 腰方形筋 と呼ばれる筋肉の辺り。
トリガーポイント疼痛パターン 腸腰筋
「トリガーポイント疼痛パターン」より

 

◆STEP2

腸腰筋のトリガーポイントの関連痛により、腰方形筋にトリガーポイントができる。

腰方形筋が関連痛を飛ばす領域は図の赤いエリア = 小殿筋 と呼ばれる筋肉の辺り。
トリガーポイント疼痛パターン 腰方形筋

 

◆STEP3

腰方形筋のトリガーポイントの関連痛により、小殿筋にトリガーポイントができる。

小殿筋のトリガーポイントの関連痛域は、臀部、太腿、ふくらはぎにかけて。

いわゆる”坐骨神経痛”で痛みを感じるあたり。

トリガーポイント疼痛パターン 小殿筋

 

痛みを解消するには

整理しますと
前かがみの姿勢、坐りっぱなしなどしていると・・・

→腸腰筋のトリガーポイント発生

→腰方形筋にトリガーポイント発生

→小殿筋にトリガーポイント発生

→臀部、大腿、ふくらはぎに痛み=坐骨神経痛

痛みの連鎖 坐骨神経痛

痛みの発生経緯を考えますと、痛みを抑えるためには、腸腰筋、腰方形筋、小殿筋などの筋肉をゆるめればよいことがわかります。

 

根本から解決するには

筋肉をゆるめても、身体に負担をかけることを継続していたら元も子もありませんね。

根本から解決するには、筋肉に負担をかけ過ぎない姿勢・体の使い方(前かがみの姿勢を長く続けない、坐りっぱなしならないなど)を身に付けること(自助努力)が必要です。

 

筋肉を緩めたいけどどうやったらいいか分からない、筋肉に負担をかけ過ぎない姿勢・体の使い方ってどんなのか分からないという方は、お気軽に横浜市鶴見区の整体 てらお整体院 にお問い合わせください。